有限な応答時間をもつHybrid ARQシステムの信頼性解析
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概要
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データ通信システムにおいて, データの高品質化のための誤り制御は不可欠であり, 高信頼化の視点から諸種の方法が考案されている. Hybrid ARQ方式は, FEC方式とARQ方式を組み合わせた方式であり, 受信側におけるデータ誤り発生時の自動訂正と誤り訂正に失敗した場合の再送要求の, 二つの機能を兼備することによって, 悪化した環境下においても安定したスループットの実現を目指している. 高品質のデータ伝送を実現するため, 最近では, より高速かつ広帯域な通信に向けた新しい研究が進められており, ISDNの中核をなすATMなど, リアルタイム通信やリアルタイムサービスへの要求が非常に高まってきている. いわば, ある一定時間以内に, 所望する送信が確実に終了するような機能の組込みが強く求められている. ここでは, スループットの向上と, 更にリアルタイム性の視点から, Type-II Hybrid ARQ方式に関して, 有限な応答時間をもつ新しい確率モデルを設定し, 単位ブロックの送信が成功するまでの平均時間を導出する. そのとき, Type-I方式との比較によって, この方式の優位性について考察と評価を行う.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-01-25
著者
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