シグネチャを用いた最適ジョブ分割数の信頼性的考察
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概要
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マイクロプロセッサ等の異常検出には, シグネチャの比較による検出方法が有効な手段となっている.ここでは, ジョブ処理高速化の視点から, シグネチャの比較により誤り検出を行うマイクロプロセッサシステムの信頼性の問題を考察する.システムはDMR(Double Modular Redundancy)で構成され, 2つのプロセッサは同一のジョブを実行する.ジョブをn個のタスクに分け, 各タスクの終了時点でシグネチャをとり, その比較によりタスクが正しく処理された否かを判定する.もし不一致ならば, そのタスクを再実行する.そのとき, ジョブが終了するまでの平均時間, 総タスク実行回数を解析的に導出する.さらに, 平均時間を最小にする最適なジョブ分割数を求め, 数値例により考察を行う.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-02-18
著者
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