プロセッサ間の多重通信を伴うシステムの信頼性的考察
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概要
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コンピュータ技術の著しい進展に伴い, システムの制御機能が複数のプロセッサによって遂行されるようになってきた.従来の各装置間の制御信号は, LAN等によるプロセッサ間通信によって行われるようになり, このようなシステムの高信頼化・高機能化の問題が重要になってきている.ここでは, システムが多数のプロセッサによって構成され, その制御機能がプロセッサ間の多重通信によって実行されるシステムの高信頼化の問題について考察する.すなわち, プロセッサの障害発生や通信エラーが発生した場合, 当該プロセッサを直前のチェックポイントまでロールバックさせ, システム全体として制御の一貫性が保たれるようなモデルを設定し, 期待費用を最小にする最適なチェックポイント間隔などについて種々議論する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-02-20
著者
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