複雑性を伴うマルチ構造化マイクロプロセッサシステムの信頼性
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概要
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マイクロプロセッサ (microprocessor:μP) の広範な利用の促進に伴って, その高信頼化の要求が非常に高まってきている. μPの動作状態を監視する手段として, ウォッチドッグプロセッサ (watchdog processor:WDP) が幅広く用いられている. 現状では, μPに発生する異常状態のすべてを検出することは不可能であり, より高機能をもつWDPの開発とともに, μPを含めたシステム全体の信頼性の向上が強く望まれている. ここでは, μPとWDPで構成されるμPユニットを三重化して処理結果の多数決をとるTMR (Triple Modular Redundancy) ユニットが待機冗長方式をとるシステムの信頼性の問題を, 切替機構等におけるシステムの複雑性を考慮して検討し考察を行う.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
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