差分バックアップ運用を伴うデータベースシステムにおける最適バックアップ方策
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概要
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データベースの媒体障害への復旧対策である差分バックアップ運用に関して, 確率過程における累積損傷理論を用いて, バックアップモデルを構築し, 考察を行う.バックアップに要するいくつかの費用を与え, 単位時間当りの期待費用を求める.それを評価尺度として, 累積形差分バックアップと分散形差分バックアップの二つの方式の比較を行う.特に, 累積形差分バックアップの場合, 差分バックアップ運用に関して, 期待費用を最小にする最適フルバックアップ間隔を求めるための必要十分条件を与える.更に, 数値例を示すことにより, このモデルの特徴と有効性について議論し, 種々の検討を加える.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-02-01
著者
-
中川 覃夫
愛知工業大学
-
中村 正治
金城学院大学
-
中村 正治
名古屋銀行
-
銭 存華
愛知工業大学経営工学科
-
中村 正治
金城学院大学生活環境学部
-
銭 存華
愛知工業大学工学研究科
-
銭 存華
愛知工業大学客員研究員
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