信号確認による最適点検方策(ソフトウェアの信頼性,信頼性理論,信頼性一般)
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概要
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主ユニットが故障を検出するため,監視ユニットに定期的に信号を送信するシステムを考える.監視ユニットは,この信号を一定の時間間隔内に受信できたならば,主ユニットは正常に動作していると判断する.しかし,主ユニットが故障していない場合であっても,何らかの原因により時間間隔内に監視ユニットが信号を受信できない場合がある.そのような信号遅延の原因は,マイクロプロセッサにおける割り込み処理,ルータなどにおける監視ユニットとの中継回線に輻輳したなどが考えられる.このようなシステムに対して,いくつかの確率モデルを構築し,故障検出までの期待時間と総期待費用,単位時間当りの期待費用を導出する.さらに,故障分布が指数分布で与えられるとき,期待費用を最小にする最適な点検回数について解析し,具体的に数値例を挙げ種々議論する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2006-05-19
著者
-
中川 覃夫
愛知工業大学
-
中川 夫
愛知工業大学経営工学科
-
中川 〓夫
愛知工業大学 経営工学科
-
中村 正治
金城学院大学
-
水谷 聡志
金城学院大学 消費生活科学研究所
-
中村 正治
金城学院大学生活環境学部
-
中村 正治
金城学院大学 生活環境学部
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