体積のある物体と退化形状物体を統一的に表現する幾何モデラの開発
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概要
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本論文では,体積のある物体と紙や布のような退化形状物体を統一的に表現する幾何モデラについて述べる.このモデラでは,頂点・稜・面を素子(セル)として独立させ,物体の位相構造は隣接する素子間の関係を"継ぎ手"によって表現している.形状情報は素子には含めず,素子から参照できるようにしている.モデルは図形要素の具体的な形状と直接関連していないので,退化形状物体も位相的には多面体と同じとみなすことにより,統一的な表現で扱うことを可能としている.実装した幾何モデラの機能について詳しく述べる.具体的には,モデルの生成と改編,モデラの実装環境と実装,モデルの作成・修正を容易にするためのGUI,等について述べる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-09-25
著者
-
山本 正信
新潟大学工学部情報工学科
-
望月 剛
新潟大学工学部情報工学科:(現)富士通株式会社
-
山本 正信
新潟大学工学部
-
古山 隆志
富士通(株)
-
古山 隆志
新潟大学工学部情報工学科
-
速水 康晴
新潟大学工学部情報工学科
-
越川 和忠
電子技術総合研究所
-
古山 隆志
新潟大学工学部情報工学科:富士通株式会社
-
速水 康晴
新潟大学工学部情報工学科 : (現)日本電算機株式会社
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