退化形状や非剛体をも統一的に表現できる幾何モデラの開発
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概要
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3次元の形状処理技術における幾何モデルとして従来は、winged-edge構造に代表される境界表現やCSGのように対象をソリッドと考えたモデルが中心であった。しかし、最近ではこれらのモデルのみでは、紙や布のような厚さがないと見なしたほうがよい対象を表わすことが難しく、不十分であると認識されてきた。そこで、本研究では通常の立体はもちろん、紙や布のように十分薄いものも、位相的には多面体と同じと見なすことにより、物体形状を統一した構造様式で表現できる新しいモデラとして「モチーフ編み的形状モデラ」の開発について報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-04-18
著者
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望月 剛
新潟大学工学部情報工学科:(現)富士通株式会社
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山本 正信
新潟大学 工学部 情報工学科
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越川 和忠
電子技術総合研究所
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速水 康晴
日本電子計算機株式会社
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望月 剛
新潟大学 工学部 情報工学科
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速水 康晴
新潟大学工学部情報工学科 : (現)日本電算機株式会社
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山本 正信
新潟大学 工学部
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