コンピュータ制御ロボットを用いた電子制御技術教育の導入学習の効果(<特集>e-ラーニング/e-エデュケーション/一般)

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概要

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一般的に電気・電子制御技術に関する学習では、電気は難しい、危険であるとのイメージが先行し、生徒の興味関心を喚起することが難しい。初等中等教育では、いかに授業内容に興味を持たせるかが、その授業の成功につながる第一歩である。コンピュータ制御ロボットは、比較的興味を持ちやすく、電子制御技術の導入学習として有用であると考えた。今回、コンピュータ制御で動作する教育用ロボット梵天丸の改造というテーマを持って、中学・高校生を対象にした授業の実践を行った。ハンダ付けの作業から、ロボット製作、プログラミングという経過を経ながら、総合的な学習形態が実施できた。電子部品の使用目的が明らかになることによって、電子工作に対する興味関心が高まり、学習効果が上がったと考えられる。
社団法人電子情報通信学会の論文
2003-07-19

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