あいづちの有無の影響を知るための主観データに基づく会議の質の評価法と評価
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概要
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ソフトウエアの要求獲得会議での、了解・情報の共有に対するあいづちの効果を知るための実験を行ない、その評価法を提案し、評価を行なう。評価対象として、会議参加者の会議に対する主観評価と会議参加者の発言における終助詞「ね」の頻度を選び、評価を行なう。主観評価の評価には、単に平均値を取るよりも合理的な傾向一致度という新しい評価法を考案し、実際に評価を行なう。その結果、あいづちを入れると、会議参加者は会議がどうも盛り上がらないと感じるが、伝達に対する不安は感じていないことがわかった。つまり、あいづちの量をパラメータにして、会議の質と伝達に対する安心感がトレードオフの関係にあることがわかった。
- 1997-03-21
著者
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