アイデア放出促進ツール「ブレーン・スクイーザ」の提案
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概要
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情報処理技術の発展とともに人間の創造的問題解決活動・思考活動を支援することを意図した「発想支援システム」の研究・構築が盛んになってきている.主流となっている発想支援システムは,KJ法を基にしたものであり,そうした発想支援システムでは,ユーザが意識あるいは設定した問題に関連するアイデアを自問自答の方式で入力していくプロセスを伴う.入力されたアイデアは発想支援システムの目的である新たなアイデアを生成する際に利用されることになる.しかし 自問自答だけでは人によっては, 自ら持ち合わせてるアイデアを表現することが困難であり,そのため新たなアイデアの生成にとって不十分な場合があると考えられる.そこで本研究では,ユーザに対して質問文を提示しユーザに質問文に対する回答を催促することにより,ユーザが持ち合わせているアイデア(ユーザの持っている知識や,ユーザが考えたこと思いついたことなど)の放出を促進するツールとして,「ブレーン・スクイーザ」を提案する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-03-06
著者
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