オブジェクト指向設計のための新記法のCASEツール化構想
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概要
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我々は,著名なオブジェクト指向開発手法で用いられてきた表記法について問題点を指摘し,それらの問題点を解決する表記法を提案してきた.この表記法は(1)クラス図とインスタンス図を併用,(2)クラス図とインスタンス図で表記内容を分離,(3)ダイアグラム間の相互参照が容易,という特徴を持っている.この表記法を用いることによって,システム全体の構造を端的に把握することができる.しかし,この表記法はダイアグラムの修正を手作業で行なうことが困難であり,実際の開発で利用するためにはCASEツールによるサポートが必須といえる.そこで本研究では,この新たな表記法について概説し,そのCASEツール化構想のアイデアについて説明する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-03-15
著者
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