助数詞の相互学習システム

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
我々はあるものを数えるとき、通常助数詞を使う。例えば、魚を数えるとき、一匹、二四といい、牛を数えるとき、一頭、二頭という。日本語では、助数詞は数詞と接続して名詞の数を表すが、どんな名詞にどんな助数詞を使うかに一般的な規則が存在する。システムにその規則を持たせて、ある名詞に対して使われる助数詞を自動的に推論するのが本システムの基本的な考えである。それに基づいて、「助数詞の相互学習システム」を実現した。本システムは利用者とシステムの両方の知識が成長していくことを目的とする。システムは獲得した知識を利用者に教える。利用者は具体的な言葉に使う助数詞から、ほかの助数詞に使う単語を連想して、自分が持つ助数詞についての知識をどんどん整理して、システムに教える。それによって、利用者の知識が再構成、再確認すると同時にシステムも新しい知識を獲得することができる。
一般社団法人情報処理学会の論文
1996-03-06

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク