単一チップマルチプロセッサ・アーキテクチャSKYにおけるスレッド分割技法の評価
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概要
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我々は非数値計算プログラムに対し、マルチスレッド実行により性能を向上させる単一チップマルチプロセッサSKYを提案してきた。SKYの機構を最大限に利用し大きな性能向上を達成するには、コンパイラはプログラムを並列性の高いスレッドに分割する必要がある。本稿では、ループや関数呼び出しなどの制御構造に着目した様々なスレッド分割技法について評価を行う。また、新たな投機的スレッド分割技法を導入し、その評価を行う。その結果、ループや関数呼び出しに着目してスレッド分割を行えばある程度の性能向上が得られ、制御等価な基本ブロックに着目すれば更に高い性能向上が得られることが分かった。また今回導入した投機的スレッド分割技法は、投機を行わない技法に比べてほとんど性能向上が得られなかった。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2002-02-01
著者
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小林 良太郎
名古屋大学大学院工学研究科
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島田 俊夫
名古屋大学
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安藤 秀樹
名古屋大学大学院工学研究科
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安藤 秀樹
名古屋大学
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小林 良太郎
豊橋技術科学大学
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川梅 慶紀
名古屋大学大学院 工学研究科
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