ある書式記述言語の設計と処理ルーチン
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概要
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文献データや原稿データなどのデータベースの内容を出力する際, 汎用の手き続き言語では, データ出力位置を二次元上で相対的に指定する書式を記述しにくい. そこで新しい書式記述言語FDL(Format Description Language)を設計した. FDLは二次元的な枠組みとして統一的に長方形ブロックを配置するやり方で, 柔軟な書式を記述できる. FDLはALGOL型言語を基本として設計された. またFDLの環境として, PASCALでいうレコード構造のファイルをもつデータベースを仮定している. 現在, ALGOL 60へのトランスレータとして小型計算機NOVA3上に作成されている. 本論文では出力例を通してFDLによる書式記述方法を説明し, FORTRANなど既存の言語の書式記述方法と比較する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1980-01-15
著者
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