3.ヒト, モルモット補体成分に対する抗体の交叉反応, およびヒトC'2測定についてに(第3回補体シンポジウム I 補体成分の基礎的研究)
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概要
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Anti-guinea pig C'4 and anti-guinea pig C'3c rabbit sera were prepared by immunization with the preparation of complement component, which were prepared by the methods of DEAE-and CM-cellulose column chromatography. Anti-human C' rabbit sera were prepared by immunization with antigen-antibody-human C' complexes. On the immunoelectrophoresis, these sera contained anti-β 1E and/or antiβ1C. All the sera were absorbed with EA. Anti-guinea pig C'4 serum agglutinated EAC'4 gp and EAC'4 gp 3c gp but did not reacted with EAC'4 hu. Anti Mguinea pig C'3c serum did not reacted with EAC'4 gp or EAC'4 hu, and agglutinated only EAC'4 gp 3c gp. However, when the human C' intermediate prepared with whole human C' showed immune-adherence reactivity, anti-guinea pig C'3c serum agglutinated these cells. Anti-human C' sera agglutinated EAC'4 gp as well as EAC'4 gp 3c gp. These results suggest that either C'4 or C'3c reacts as cross-reactive antigen. Human C'2 should not be titreated with EAC'1, 4 prepared with guinea pig C'4. The incompatibility involving the reaction of human C'2 with EAC'1, 4 gp was reported previously. Therefore, C'2 in human serum was measured with either EAC'14, hu or EAC'1, gp 4gp varied from 600 to 1, 100. The tites of C'2 in human sera obtained with EAC'1, 4 prepared with guinea pig complement were interpreted to result from the combination of C'4 in the human serum with sites on the erythrocytes not occupied by guinea pig C'4.
- 日本アレルギー学会の論文
- 1966-11-30
著者
-
井上 公蔵
阪大細菌
-
田村 昇
東大血清
-
吉田 孝人
愛知がんセンター
-
吉田 孝人
愛知県がんセンター
-
田村 昇
筑波大医学専門学群
-
臼井 美津子
(株)林原生物化学研究所
-
臼井 美津子
東大血清
-
横地 妙子
東大血清
-
臼井 美津子
東京大学医科学研究所
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