3.追加 ラット D.A.B. 肝癌の発癌過程における補体価の推移(第3回補体シンポジウム III 補体とその関連領域)
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概要
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Rat serum complement was measured during the course of hepatoma induction by D.A.B.. The animal consists of a group of 20 rats feeded by high protein diet (protein content 26%) and 3 groups of 20 rats feeded by moderate protein diet (protein content 13%) countaining 0.005% D.A.B.. For each group 20 control rats were given. Serum complement was measured according to C'H_50 method of Mayers 2, 4, and 6 months (8 months for high protein diet group) after the onset of D.A.B. feeding. All the rats feeded by moderate protein diet were sacrificed 6 months after D.A.B. feeding and the high protein diet group 8 months after. The liver and spleen were studied and serum complement was measured. In the high protein feeding group the serum complement dropped 4 months after D.A.B. feeding which gradually elevated from 6th month to 8th month but still remained to be lower than the control group. On 8th month after D.A.B. feeding none of the rats developped hepatoma, while the spleen showed no remarkable follicular atrophy. In the moderate protein diet feeding group the C' level of serum dropped 2 months later but gradually elevated from 4th month to 6th month. Although there was someindividual difference they were still lower than the control group and the spleen weight was prominently increased. In order to analize the individual difference shown in this group a group of rats were sacrificed 6 months after D.A.B. feeding, the liver and spleen were examined, and serum complement was measured. In this group all rats feeded by D.A.B. showes a marked increase in spleen weight while the complement level varied from normal to markedly low level. In the rats which showed low complement level no hepatoma was detected and no remarkable lymph follicular atrophy of the spleen was noted, while in the other other 3 rats was shown erevated serum complement as high as delected in normal hepatoma associated with prominent folllicular atrophy of the spleen. In the control group all spleens were less than 1 gram and the complement level was relatively high. From this findings spleen was suspected to play an important role in change of th serum complement, so 10 rats were submitted to splenectomy followed by feeding them with moderate rotein diet containing 0.005% D.A.B.. In this group the serum complement markedly dropped 2 months later while it elevated as high as it the control group. Six months later, in this group, 4 out of 5 rats developped hepatoma.
- 日本アレルギー学会の論文
- 1966-11-30
著者
-
坂本 元子
和洋女子大学
-
西岡 久寿弥
国立がんセンター研究所
-
鳥巣 要道
国立がんセンター九大第一外科
-
吉田 孝人
愛知がんセンター
-
藤井 源七郎
東大伝研
-
吉田 孝人
愛知県がんセンター
-
藤井 源七郎
東大医科研癌病態学
-
宮沢 政栄
都立大久保病院
-
張 紹元
国立がんセンター
-
進藤 宙二
東京大学医科研
-
藤川 克躬
成人病センター
-
瀬戸 昭
東京大学医科学研究所
-
張 紹元
帝京大整形外科
-
進藤 宙二
東大研
-
瀬戸 昭
東大伝研
-
張 紹言
国立がんセンター
-
西岡 久寿弥
国立がんセンター ウイルス部
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