シークヮーシャー葉の澱粉に関する研究 : 1. 緑葉澱粉の経時および季節的変化(農芸化学科)
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概要
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シークヮーシャー葉澱粉の経時および季節的変化を調べた。単離した澱粉, さらに澱粉から分離したアミロースおよびアミロペクチンのヨウ素呈色液は, それぞれの特性を示した。澱粉は日中多く, 夜間減少すること, 一方, アミロペクチン/アミロース比は日中低く, 夜間高い値を示すことが解った。澱粉は10月初旬に最も多く3.51%(対乾燥葉)で, 11月下旬急激に減少(0.69%)し, 1月下旬から再び増大し2月初旬には1.74%であった。澱粉のヨウ素呈色液の極大吸収は10月に最も低く(563nm), その後徐々に高波長側へ移行し, 2月には573nmであった。一方, アミロペクチン/アミロース比は10月に最も高く(4.17), その後徐々に減少し, 2月には2.97であった。
- 琉球大学の論文
- 1982-12-01
著者
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