茶に関する研究(第 3 報) : レーベンタールタンニン定量法の検討(農芸化学科)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
(1)タンニンのレーベンタール法による定量で過マンガン酸カリ標準液の添加速度およびマグネチックスタラーによる攪拌速度が同標準液消費量におよぼす影きょうを統計的方法により検討した。(2)添加時間間隔は分散分析の結果5%水準で有意であった。添加容量および1mℓ添加法は有意の差はなかった。(3)添加時間間隔は5秒が最も良好と推定されたが, 10秒における攪拌速度を異にするデータを推定してマグネチックスタラーの速度をFastにすれば5秒のときと同程度の分散が得られたので, 添加容量5mℓ, 添加間隔10秒, 攪拌速度Fastの条件で定量を行う滴定法を提唱する。(4)上記方法で荒茶のタンニン含量を測定したら分析の精度は平均値に対して±7%程度のふれがあった。
- 1971-12-01
著者
関連論文
- Coryneform Bacteria Strain C-8 の生成する粘質多糖と化工澱粉との協力効果(農芸化学科)
- Coryneform bacteria strain C-8 の生成する粘質多糖の利用に関する研究 : 多糖を安定剤として含む水羊羹の物理的性質(農芸化学科)
- 脱アシルキサンタンガムとガラクトマンナンとの協力効果(生体高分子化学-多糖類, 核酸, 複合高分子-)
- 362 ゼランガムのゲル化機構
- C-27セルロースおよびポリアクリル系膜による限外濾過での甘蔗汁の膜透過性(一般講演)(支部講演会ならびにシンポジウム報告)
- CMC の非ニュートン流動と動的粘弾性(農芸化学科)
- 蔗糖を結合した水飴の製造(農芸化学科)
- 262 甘蔗汁の限外濾過による清浄効果
- クワズイモ葉の澱粉に関する研究 : 1. 緑葉澱粉の経時および季節的変化(農芸化学科)
- シークヮーシャー葉の澱粉に関する研究 : 1. 緑葉澱粉の経時および季節的変化(農芸化学科)
- 第 9 報 茶葉のビタミン C に及ぼす紫外線の影響(茶に関する研究)(農芸化学科)
- 第 8 報 貯蔵による茶葉のビタミン C の変化(茶に関する研究)(農芸化学科)
- 甘蔗汁の限外濾過膜透過性
- 限外濾過法による甘蔗汁の石灰清澄の最適条件の検討
- 茶に関する研究(第 3 報) : レーベンタールタンニン定量法の検討(農芸化学科)
- ソテツ実の一般成分(農芸化学科)
- 第 7 報 茶葉の酵素活性の変化(茶に関する研究)(農芸化学科)