<原著>看護基礎領域における基礎技術項目に関する教育内容の検討(2) : 実習における技術経験状況と技術到達度自己評価分析から
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概要
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看護学生及び新卒看護師の看護基礎技術能力の低下を招いているという問題を背景に,我々は第一報において,基礎技術到達状況について学生の自己評価を用い,基礎看護学領域において展開してきた学内講義・演習の評価・見直しを行った。しかしながら,学内の教育検討のみならず,臨地場面での教育アプローチの見直しも必須である。そこで,本報では臨地実習における技術の経験状況と技術到達状況について把握し,我々が展開してきた基礎技術教育における実習教育のあり方について見直しを行った。自作の基礎技術評価表をもとに,実習における基礎技術経験状況と技術到達状況について単純集計を行った。集計結果からこれまでの実習教育アプローチとの関連性を検討した結果,学生が臨地場面で,基礎技術・日常生活援助を経験し,そして批判的・反省的に自己の技術を検証できる学習環境を準備する必要性が示唆された。
- 山口県立大学の論文
著者
-
田中 マキ子
山口県立大学看護栄養学部
-
井上 真奈美
山口県立大学看護学部
-
田中 愛子
山口県立大学看護学部
-
丹 佳子
山口県立大学看護学部
-
田中 愛子
Graduate School Of Health And Welfare Yamaguchi Prefectural University
-
川嶋 麻子
山口県立大学看護学部
-
野口 多恵子
山口県立大学看護学部
-
井上 真奈美
山口県立大学
-
丹 桂子
山口県立大学看護学部
-
田中 マキ子
山口県立大学 看護栄養学部
-
丹 佳子
山口県立大学 看護栄養学部看護学科
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