Vibrio alginolyticus Y5株のシオミズツボワムシに対する致死毒性について〔英文〕
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概要
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Vibrio alginolyticus Y5 isolated from a rotifer-culturing pond showed strong fatal toxicity on the rotifer Brachionus plicatilis, and 24h LD50 was around 105CFU/ml. Its injuriousness depend-ing on exotoxin was not affected by the coexistence of the food algae Nannochloropsis oculata. Its propagaion was remarkably promoted when only yeasts, common food for mass culture of the rotifer, or pond water was placed into seawater. Accordingly, it is thought to have a possibility to bring a sudded mass mortality in a rotifer pond. On the contrary, the type culture V. alginolyticus ATCC 17749 did not affect the survival of the rotifer. The toxic factor is thought not to be attribut-ed to TTX, while V. alginolyticus is known as a TTX producer, because 1, 000MU/ml of TTX did not cause mortality of the rotifer, and moreover, Y5 produced netiher TTX nor Anh-TTX.
- 日本水産學會の論文
著者
-
野口 玉雄
東京大学農学部
-
日野 明徳
東京大学農学部附属水産実験所
-
若林 久嗣
東京大学農学部
-
于 建平
東京大学農学部水産学科
-
日野 明徳
東京大学農学部水産学科
-
野口 玉雄
東京大学農学部水産学科
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