A case of immunoglobulin-complexed glutamic-oxaloacetic transaminase(GOT).
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概要
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A 48-year-old woman, who had been treated as liver dysfunction for over 2 years, visited Tokyo Musashino Hospital. She was apparently healthy. However, only serum GOT level was abnormally high (203mU/ml), which persisted for the following 9 months. She was admitted to the hospital for further examination in March 1987, with the data of serum GOT level as high as 305mU/ml. Heart and muscle disease was excluded. Liver biopsy specimen revealed no evidence of chronic liver disease. Transaminases levels of hepatic cytosol were normal. The patients'serum showed an atypical GOT migrated to a position of slow-βglobulin by electrophoresis. Then, the atypical GOT was found to be an immunoglobulin (IgGκ)-complexed macromolecule of supernatant GOT. We report a present case with reference of 23 cases reported before. Physicians should be aware of this phenomenon so patients are not subjected to unnecessary examinations or treatments.
- 社団法人 日本肝臓学会の論文
著者
-
佐々木 憲一
東邦大学医学部・第二病理学
-
安部井 徹
東邦大学医学部第2内科
-
石井 裕正
慶応義塾大学 医学部 消化器内科
-
杉本 元信
東邦大学医学部付属大森病院第2内科
-
安部井 徹
東邦大学医学部
-
杉本 元信
東邦大学医学部第2内科
-
堀井 康司
慶応義塾大学医学部中検臨床化学
-
伊東 高仁
東邦大学医学部第2内科
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