地域住民と自治体の協働による発災対応力の向上と効率的な被害情報収集・共有のための防災訓練
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概要
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本研究では、震災直後を想定し、地域住民と自治体との協働による速やかな被害情報の収集・共有を可能とする体制作りを行い、「まちなか発災対応型訓練」(町内に被災状況を模擬的に構築して行なう発災対応型訓練)を活用した震災対応力の向上と同時に、住民・自治体間の情報共有を可能とする防災訓練を実施した。協力頂いたのは愛知県豊橋市であり、住民・市職員による協働体制を構築するために、地域点検マップを作成する防災ワークショップと防災訓練を行なう活動を2005〜2006年に実施した。地域点検マップによって地域の地震防災上の現況を把握し、実状に即した発災対応型の防災訓練を企画した。さらに防災訓練では、まず住民による「まちなか発災対応型訓練」を行い、その後で校区の避難所を拠点として地域被災マップを作成し、市の災害対策本部へ速やかに伝送した。一方、対策本部では市全域の被災像を把握し、延焼・避難・交通シミュレーション結果などから住民へ避難勧告の発令など、重要な情報を市から住民に伝達する訓練を行った。さらに自治体担当者を主とする訓練参加者にアンケート及びヒアリング調査を実施し、協働体制および訓練の有効性と今後の課題を確認した。
著者
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座間 信作
消防庁消防大学校消防研究センター
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柴山 明寛
情報通信研究機構情報通信セキュリティ研究センター
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松井 宏樹
株式会社シーエムディーラボ
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野田 五十樹
産業技術総合研 情報技術研究部門
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久保 智弘
ABSコンサルティング
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末松 孝司
株式会社ベクトル総研
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村上 正浩
工学院大学
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久田 嘉章
工学院大学
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大貝 彰
豊橋技術科学大学建築・都市システム学系
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遠藤 真
消防庁消防研究センター
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市居 嗣之
オートノミー株式会社
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関澤 愛
東京大学消防防災寄附講座
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山田 武志
株式会社ベクトル総研
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座間 信作
消防庁消防研究センター
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柴山 明寛
情報通信研究機構
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大貝 彰
豊橋技術科学大学
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