バングラデシュにおける飲料水のヒ素汚染災害に関する社会環境分析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The disaster could be classified into 2 major types, ‘natural disaster and ‘environmental disaster. The environmental disaster is thought to be classified into ‘disaster from environment destruction, ‘disaster from environment pollution, and ‘disaster from environment inflexibility. Most of enormous disasters can be considered to be composed of natural disaster and environmental disaster.Bangladesh is one of the serious poor countries in the world, and it has been suffering many kinds of disasters, such as cyclones, floods, droughts, arsenic contaminated drinking water and infectious diseases. In this study, arsenic contamination of drinking water in Bangladesh is focused on, which can be regarded as a typical combination of natural disaster and environmental disaster. In Bangladesh, arsenic contamination is found in the ground water from wells which were built with assistance of other countries to reduce the risk of infectious diseases. After the arsenic contamination was revealed, the measures for arsenic contamination have been provided by other countries and international organizations. However, it becomes clear that Bangladesh people accept few of them. Why ? After 3 investigations in this study, the reason could be concluded; temporal proposals and provisions of techniques to reduce the risk of drinking water contamination have been promoted by other countries without consideration of local peoples traditional ways of life so that they became reluctant to be accustomed to those techniques.From above recognitions, the purpose of this study is aimed at analyzing the relationship between arsenic contamination and social environment in Bangladesh. First, interview with Bangladesh people was carried out with corporation of local NGO. Second, the factors for satisfaction with drinking water are analyzed. Third, the unhappiness function is set up. Finally, the latent factors of incredulity with technical supports from other countries are disclosed.JEL classification: I18, I31, I38
- 日本地域学会の論文
著者
-
萩原 良巳
京都大学防災研究所
-
萩原 清子
佛教大学社会学部
-
畑山 満則
京都大学防災研究所
-
萩原 清子
佛教大学 社会学部
-
山村 尊房
厚生労働省健康局水道課
-
酒井 彰
流通科学大学サービス産業学部観光・生活文化事業学科
-
酒井 彰
流通科学大学
-
福島 陽介
国土交通省
-
坂本 麻衣子
長崎大学工学部
-
坂本 麻衣子
東北大学東北アジア研究センター
-
山村 尊房
厚生労働省
-
萩原 清子
佛教大学
-
坂本 麻衣子
東北大学
関連論文
- 住民参加型水害リスク・コミュニケーション支援システムの開発と有効性の検証(IPSJセッション2)
- 供給の信頼性向上の経済的評価に関する一考察—— 水供給制度における量と質のリスク対策の場合 ——
- 第3回IWAワークショップ「水道事業の規制とガバナンス」(その3)
- 印象による水辺環境評価システムに関する考察
- 季節別印象測定による水辺GES環境評価に関する考察
- 住民からみた鴨川水辺環境評価 : —— とくに水鳥に着目して ——
- バングラデシュにおける飲料水ヒ素汚染災害軽減のための 潜在的な選択能力を考慮した代替技術の導入計画方法
- 水資源開発におけるステイクホルダー間のコンフリクトと合意形成を考慮した代替案の評価モデルに関する研究
- 印象による上下流の水辺環境評価に関する研究
- 水道事業ガイドライン : 業務指標で水道事業を評価する
- 日水協総会シンポジウム--水道事業ガイドライン 業務指標で水道事業を評価する
- 災害調査データ共有のための時空間アプリケーションスキーマ開発とレスキューロボットへの実装実験
- 質疑・応答
- ロボカップレスキュープロジェクト
- バングラデシュの飲料水ヒ素汚染災害に関する社会環境システム論的研究
- 平常時・災害時連続運用を考慮した自治体における空間管理型問い合わせ対応支援システムの開発
- 危機管理を支援する自治体向け情報システムの要求仕様と実現プロセスに関する考察
- バングラデシュにおける衛生改善に関わる諸課題と地域適正技術による対応
- 自治体情報システムにおける防災機能の実装に関する考察(一般)
- リスク対応型自治体情報管理システムの開発と神戸市長田区総合防災訓練での適用実験
- 1999年トルコ地震におけるドゥズジェ市の被害実態と復興状況
- 時空間情報システムによるトルコドゥジェ地震の家屋被害分析(被害予測と緊急対応,口頭発表)
- 時空間情報管理による緊急時情報伝達システムの開発 : 神戸市長田区総合防災訓練への適応(被害予測と緊急対応,口頭発表)
- ライフライン防災システムの運用面に関する一考察(一般セッション,口頭発表)
- 危機管理を支援する自治体向け情報システムの要求仕様と実現プロセスに関する考察
- バングラデシュ農村部における飲料水ヒ素汚染災害の地域比較分析
- 印象による水辺環境評価システムに関する考察
- 多基準分析における基準選択に関する考察
- 中国都市域の水辺整備の概念と実際 : —— 北京市を中心として ——
- 評価と意思決定支援のための可視化をめぐる諸問題 : —— 「可視化」の構造と課題 ——
- 事業活動における廃棄物リサイクル活動の類型化の試み : —CSR報告書による
- 水質の不確実性を考慮した水道水供給の制度設計に関する一考察
- 北京の水辺整備のコンセプトと実際
- 環境の評価と意思決定支援のための多基準分析の活用に関する一考察
- 家庭生ゴミ処理方法についての試行実験を踏まえた評価の枠組みに関する考察 : —— 多視点・多基準・多主体を考慮した環境の評価と意思決定支援に向けての試み ——
- パネルディスカッション「水道のこれから」
- 1ZL-9 行政領域を超えた避難を必要とする地域を対象にした避難シミュレーションシステムの開発(防災,防犯と情報,学生セッション,コンピュータと人間社会,情報処理学会創立50周年記念)
- 3J-3 水害リスクの可視化手法に関する考察(社会への応用,一般セッション,コンピュータと人間社会,情報処理学会創立50周年記念)
- エージェントベースシミュレーションを用いた姉川・高時川下流域における広域避難に関する考察
- 気候変動と水道について : 水道としての展望
- 広報活動と水道週間
- 水道週間の意義
- 水道行政の現状と今後の課題
- 88号を迎えた水道統計 : 意義と活用法
- 水道分野における2007年問題とその対応
- 中高層階建物への直結給水導入による給水システム改革の展開と成果
- 上水道における新たな浄水技術の動向
- 水道行政の現状と今後の課題
- 水源林から地球環境を考えよう
- 全国上下水道コンサルタント協会 特別企画 上水道技術座談会(下)PIの活用と地域水道ビジョンの進め方
- 上水道における新たな浄水技術の動向 (特集 上下水道の高度処理)
- 54. GISを用いた倒壊家屋撤去業務支援
- 時空間情報管理による緊急時情報伝達システムの提案(被害予測と緊急対応,口頭発表)
- バングラデシュにおける飲料水のヒ素汚染災害に関する社会環境分析
- 写真投影法による都市域河川の水辺デザイン情報抽出(平成13年度 日本造園学会研究発表論文集(19))
- 都市域の河川における水辺イメージに関する一考察(平成12年度 日本造園学会研究発表論文集(18))
- 都市の水辺環境創出計画方法論に関する研究
- 都市河川における河川利用と生態系の共生に関するモデル分析
- 都市域における水辺の環境評価
- プレイヤー設定プロセスを考慮した コンフリクト分析に関する研究
- 長良川河口堰問題を対象とした開発と環境のコンフリクトに関する分析
- 水資源計画における社会的コンフリクトのマネジメントに関する研究 : インド・バングラデシュのガンジス河利用に関するコンフリクトを対象として
- 下水処理水の利用による震災リスクの軽減と水辺創成
- 認識データを用いた水辺の環境評価
- 潜在変数を考慮した水辺利用行動選択モデルの環境評価への適用
- 東日本大震災でのITボランティアに関する考察
- 京都市市街地における水辺再生による防災機能の変化とその担い手としての地域コミュニティの再編成
- 郊外都市の戸建て住宅地域における年月の経過による緑量回復の可能性—— 緑景観の視点から ——
- 都市・地域の持続・生存可能性を考慮した水辺環境マネジメント
- 屋久島における地域住民の生活の満足感と生息地保全に関する認識構造の分析(平成15年度日本造園学会全国大会 研究発表論文集(21))
- 都市域における水辺創成による震災リスクの軽減に関する研究
- 屋久島における地域住民の自然に対する保全意識-森林の非利用価値に注目して-
- 災害発生時における安否確認への情報システム活用に関する考察
- 自治体における高度な情報処理システム導入プロセスに関する考察
- O-016 シミュレーション技術を用いた震災リスク・コミュニケーションに関する考察(O分野:情報システム)
- 大都市域水循環ネットワークの震災リスク評価指標に関する研究
- 水資源コンフリクトにおけるThird Partyの調整効果に関する研究
- グローバリゼーション進展下における国際連帯税の役割
- 開発と環境のコンフリクトにおける合意形成に関する研究 : 長良川河口堰問題を対象として
- 大規模地域開発におけるコンフリクトの展開過程の分析
- 災害時における情報システムの障害原因分析
- 産廃税の導入による効果に関する考察 : —— 三重県産業廃棄物税の再生施設利用促進効果を事例として ——
- 空間データベースから時空間データベースへの転換と総合防災情報システムの構築 : リスク対応型地域管理情報システムの実現に向けて(2)
- 災害時で利用される情報システムの障害対策に関する問題点の考察(提案型エンタプライズモデリング ワークショップ)
- 地域防災計画における情報伝達の機能的障害の発見手法の開発
- 京都鴨川における水辺環境評価の多基準評価システム構築に関する研究
- 阪神・淡路大震災の経験を基にしたリスク対応型地域空間情報システムの開発
- 印象による水辺の多基準評価システムを用いたコンフリクトマネジメント
- エージェント技法を用いた津波避難評価システムの構築と社会実装
- 避難計画作成支援を目的とした津波避難評価システムの構築
- 災害時で利用される情報システムの障害対策に関する問題点の考察
- 防災支援機能をもつ養殖業支援システムの開発
- 社会資本整備(上水道)における脆弱性の厚生評価に関する考察
- 震災総合シミュレーションシステムの開発
- 緑の計画策定過程における参加型による多様性の構造に関する考察 : 「相模原市水とみどりの基本計画」と「さいたま市見沼田圃基本計画」を事例として
- エージェントシミュレーションを用いたコミュニティ避難計画の評価モデルに関する一考察
- 京都市における高齢者の災害リスク軽減のための施設を核とするコミュニティ形成
- RO-005 災害時における情報システムの障害分類と分析手法に関する一考察(安心・安全,O分野:情報システム)
- 地域ごとの津波避難計画策定を支援する津波避難評価システムの開発
- 導入プロセスを重視した災害対応システムの設計に関する考察