京都鴨川における水辺環境評価の多基準評価システム構築に関する研究
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Generally, evaluating the values of maintaining and preserving the environment is a difficult task. Multi-criteria analysis is expected as a new method for environmental evaluations to select the most desirable alternative by a weighting scheme in Europe. In river environment management, a method for evaluating natural factors as well as social factors influenced by the project is necessary. Establishing an evaluation method that reflects the opinions of residents around a river as well as the administration is also an urgent task. In this study, we assumed that when residents evaluate an alternative they do not use scientific information, but use their own impressions of the rivers. Based on this assumption, the multi-criteria evaluation model was used to establish a cognitive system to evaluate the impressions of the local residents. That is, the impression cognitive system was composed of Type 2 quantification methods for a questionnaire distributed around the Kamo River. Answers to questions about actions (ex, frequency to go to the river, etc.) were used as the dependent variables and nine impressions of the river were used as the explanatory variables. Finally, the possibility of consensus between upstream and downstream residents for river environment management of the Kamo River was examined with the established impression cognitive system.JEL Classification: Q51, R10, R53
- 日本地域学会の論文
著者
関連論文
- バングラデシュの2つの農村における安全な飲料水供給と衛生に関する住民意識の比較
- 供給の信頼性向上の経済的評価に関する一考察—— 水供給制度における量と質のリスク対策の場合 ——
- 季節別印象測定による水辺GES環境評価に関する考察
- 住民からみた鴨川水辺環境評価 : —— とくに水鳥に着目して ——
- バングラデシュにおける飲料水ヒ素汚染災害軽減のための 潜在的な選択能力を考慮した代替技術の導入計画方法
- 印象による上下流の水辺環境評価に関する研究
- バングラデシュの飲料水ヒ素汚染災害に関する社会環境システム論的研究
- バングラデシュ農村部における飲料水ヒ素汚染災害の地域比較分析
- 多基準分析における基準選択に関する考察
- 中国都市域の水辺整備の概念と実際 : —— 北京市を中心として ——
- 評価と意思決定支援のための可視化をめぐる諸問題 : —— 「可視化」の構造と課題 ——
- 事業活動における廃棄物リサイクル活動の類型化の試み : —CSR報告書による
- 水質の不確実性を考慮した水道水供給の制度設計に関する一考察
- 北京の水辺整備のコンセプトと実際
- 環境の評価と意思決定支援のための多基準分析の活用に関する一考察
- 家庭生ゴミ処理方法についての試行実験を踏まえた評価の枠組みに関する考察 : —— 多視点・多基準・多主体を考慮した環境の評価と意思決定支援に向けての試み ——
- バングラデシュにおける飲料水のヒ素汚染災害に関する社会環境分析
- 都市河川における河川利用と生態系の共生に関するモデル分析
- 震災時における淀川水循環圏の安定性と安全性-水辺環境創生による減災をめざして-
- プレイヤー設定プロセスを考慮した コンフリクト分析に関する研究
- 吉野川第十堰問題におけるプレーヤー抽出とリスク配分に関する研究
- 長良川河口堰問題を対象とした開発と環境のコンフリクトに関する分析
- 水資源計画における社会的コンフリクトのマネジメントに関する研究 : インド・バングラデシュのガンジス河利用に関するコンフリクトを対象として
- 水資源計画における社会的コンフリクトのマネジメントに関する研究--インド・バングラデシュのガンジス河利用に関するコンフリクトを対象として
- 九州内都市間観光トリップにおける目的地選択要因の分析
- ブルガリア,アルダ川流域における環境災害リスクの構造化
- 郊外都市の戸建て住宅地域における年月の経過による緑量回復の可能性—— 緑景観の視点から ——
- 都市・地域の持続・生存可能性を考慮した水辺環境マネジメント
- 水資源コンフリクトにおけるThird Partyの調整効果に関する研究
- グローバリゼーション進展下における国際連帯税の役割
- バングラデシュとインドのガンジス河をとりまく水資源コンフリクトにおける第三者機関の役割に関するモデル分析
- インド・バングラデシュのガンジス河水利用に関するコンフリクトマネジメント
- 開発と環境のコンフリクトにおける合意形成に関する研究 : 長良川河口堰問題を対象として
- 大規模地域開発におけるコンフリクトの展開過程の分析
- 産廃税の導入による効果に関する考察 : —— 三重県産業廃棄物税の再生施設利用促進効果を事例として ——
- ベンガル地域の飲料水ヒ素汚染問題軽減のための国際開発援助計画に関する比較研究
- 印象による水辺の多基準評価システムを用いたコンフリクトマネジメント
- 自発的な環境改善意識の形成に関する潜在混合モデル分析——インド· ウエストベンガル州の飲料水ヒ素汚染問題を事例に——
- 京都鴨川における水辺環境評価の多基準評価システム構築に関する研究
- バングラデシュ農村地域における安全な水供給と衛生改善による生活環境改善計画の策定方法に関する研究
- 印象による水辺の多基準評価システムを用いたコンフリクトマネジメント
- 社会資本整備(上水道)における脆弱性の厚生評価に関する考察
- 緑の計画策定過程における参加型による多様性の構造に関する考察 : 「相模原市水とみどりの基本計画」と「さいたま市見沼田圃基本計画」を事例として