要求獲得におけるステークホルダの偏りと不足を検出する可視化ツール
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概要
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ソフトウェアの要求獲得は,ステークホルダによる協調作業である.プロジェクトマネージャや分析者にとって,ステークホルダの関心事を理解し,ステークホルダの偏りや不足などの潜在的な問題を知っておくことは重要である.本稿では,ゴール指向分析手法の1つであるAGORAの成果物である属性つきゴールグラフを対象に,要求分析作業中にステークホルダと,ステークホルダのシステム品質に関する関心事の関係をアンカーマップを使って可視化した.また,この手法を利用して,システムの信頼性,効率性,使用性などのシステム品質に関する重要な関心事をもれなく獲得するためにステークホルダの不足や偏りを発見することを支援するツールを開発した.このツールは,属性つきゴールグラフから自動的に,ステークホルダと品質に関する関心事の関係を抽出し,可視化する.さらに,実装したツールを用いた評価実験により,ステークホルダの偏りや不足を同定するのに,既存によく使われているステークホルダと要求の対応表よりも短時間で,正しくできることを示した.
- 2012-04-15
著者
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林 晋平
東京工業大学大学院情報理工学研究科計算工学専攻
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佐伯 元司
東京工業大学
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佐伯 元司
東京工業大学大学院情報理工学研究科
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林 晋平
東京工業大学
-
鵜飼 孝典
富士通研究所|東京工業大学
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佐伯 元司
東京工業大学大学院情報理工学研究科計算工学専攻
-
鵜飼 孝典
富士通研究所
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