探索手法を用いたリファクタリング情報の抽出(学生セッション H_開発支援)
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概要
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開発履歴中のリファクタリング操作を識別することはソフトウェア理解に有用である.本研究では,履歴中の二つのリビジョン間で行われたリファクタリング操作列を特定する手法を提案する.提案手法では,プログラムを状態,リファクタリング操作を状態遷移とみなし,旧リビジョンから新リビジョンへ至るリファクタリング操作列を探索する.探索の際には,現在の状態と目標状態とのプログラム間の差分を求め,リファクタリング操作の選択と,目標状態までの距離の見積もりに用いる.提案手法では,同時に行われた関連する複数のリファクタリングも抽出することができる.リファクタリング操作列の探索を行うツールを実装し,適用実験を行うことで,提案手法の有用性を確認した.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2007-03-22
著者
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