静的解析と動的解析を用いたデザインパターン検出手法
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概要
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既存のオブジェクト指向ソフトウェアの中でどこにどのようなデザインパターンが使われているかを知ることは, そのソフトウェアを理解する上で有用である. しかしながら, ドキュメントの不備などにより, 使われたデザインパターンを容易に知ることができない状況が多い. そこで, 本稿ではソースコードからデザインパターンを検出する手法を提案する. 提案手法では静的解析と動的解析を併用することで高精度の検出を行う. また, 効率的な検出を行うためにデザインパターンの検出条件を階層化する. 検出条件の記述にはPrologを用い, 検出条件の追加, 変更を可能とした. 最後に, 提案手法を実装し, 既存のJavaプログラムに対して適用実験を行うことによって本手法の有効性を示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2005-04-14
著者
-
佐伯 元司
東京工業大学
-
小林 隆志
東京工業大学学術国際情報センター
-
小林 隆志
名古屋大学大学院情報科学研究科付属組込みシステム研究センター
-
堅田 淳也
東京工業大学大学院情報理工学研究科 計算工学専攻
-
小林 隆志
名古屋大学
-
小林 隆志
東京工業大学
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