夏季南極対流圏中のエアロゾル粒子の分布と混合状態 -ANTSYO-II(AGAMES)観測-
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概要
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2006年12月〜 2007年1月に,南極域で航空機を使用した大気観測(ANTSYO-II: AGAMES)を実施した.エアロゾル観測及びエアロゾルの直接採集は,Neumayer基地,Kohnen基地,S17航空拠点(昭和基地付近)で実施した.個別粒子分析用のエアロゾル試料は1段式のインパクターを用いて,地上付近から約7500 mの高度領域で捕集し,28回の観測飛行で試料を得た.個別粒子分析の結果,主要なエアロゾル粒子は硫酸粒子だった.さらに,南極域上空でも燃焼起源のエアロゾル粒子(スス・K含有硫酸塩)が確認された.また,土壌粒子や海塩粒子も自由対流圏中で観測された.この結果は,夏季南極において燃焼起源粒子や土壌粒子が,対流圏上部経由で低・中緯度域から南極域へ輸送されていることを示唆している.エアロゾル数濃度の空間分布では,海洋表面からの海塩粒子発生によるエアロゾルの水平方向の濃度勾配が確認された.
- 2010-12-28
著者
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山内 恭
情報・システム研究機構国立極地研究所
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和田 誠
情報・システム研究機構国立極地研究所
-
山内 恭
国立極地研究所
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平沢 尚彦
情報・システム研究機構国立極地研究所
-
山内 恭
極地研
-
和田 誠
極地研
-
原 圭一郎
極地研
-
原 圭一郎
名古屋大学太陽地球環境研究所
-
原 圭一郎
福岡大・理
-
原 圭一郎
情報・システム研究機構国立極地研究所
-
和田 誠
国立極地研究所
-
原 圭一郎
極地研:(現)福岡大・理
-
HERBER Andreas
A. W. I.
-
Herber Andreas
Alfred Wegener Institute for Polar and Marine Research
-
原 圭一郎
福岡大 理
-
原 圭一郎/長田
情報・システム研究機構国立極地研究所/名古屋大学大学院環境学研究科/名古屋大学大学院環境学研究科/情報・システム研究機構国立極地研究所/福岡大学理学部地球圏科学科
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原 圭一郎/長田
情報・システム研究機構国立極地研究所/名古屋大学大学院環境学研究科/名古屋大学大学院環境学研究科/情報・システム研究機構国立極地研究所/福岡大学理学部地球圏科学科/情報・システム研究機構国立極地研究所
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原 圭一郎/長田
情報・システム研究機構国立極地研究所/名古屋大学大学院環境学研究科/福岡大学理学部地球圏科学科/情報・システム研究機構国立極地研究所/情報・システム研究機構国立極地研究所/情報・システム研究機構国立極
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原 圭一郎/長田
情報・システム研究機構国立極地研究所/名古屋大学大学院環境学研究科/情報・システム研究機構国立極地研究所/福岡大学理学部地球圏科学科/情報・システム研究機構国立極地研究所/情報・システム研究機構国立極
-
原 圭一郎/松木
情報・システム研究機構国立極地研究所/金沢大学フロンティアサイエンス機構/北海道大学大学院工学研究院/金沢大学フロンティアサイエンス機構/情報・システム研究機構国立極地研究所/
-
原 圭一郎/平沢
情報・システム研究機構国立極地研究所/情報・システム研究機構国立極地研究所/情報・システム研究機構国立極地研究所/情報・システム研究機構国立極地研究所
-
平沢 尚彦/田阪
情報・システム研究機構国立極地研究所/岐阜大学総合情報メディアセンター/産業技術総合研究所地球環境評価研究グループ
-
原 圭一郎/長田
情報・システム研究機構国立極地研究所/名古屋大学大学院環境学研究科/情報・システム研究機構国立極地研究所/情報・システム研究機構国立極地研究所/情報・システム研究機構国立極地研究所/福岡大学理学部地球
-
平沢 尚彦
国立極地研究所:総研大極域科学専攻
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山内 恭
国立極地研究所:総研大極域科学専攻
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