エアロゾルゾンデによる南極昭和基地上空の成層圏・対流圏エアロゾル濃度の季節・経年変化の観測
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概要
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昭和基地(69゜00′S 39゜35′E)において,1997年4月〜 2008年1月まで,気球搭載光散乱式粒子計数装置(エアロゾルゾンデ)による75回の観測を実施し,地上から高度約30 kmまでの半径0.15-3.5 μmの領域の粒径分布の経年変化,季節変化等のデータを得た. 成層圏エアロゾルには,バックグランドエアロゾル層の秋から冬にかけての沈降,冬の極成層圏雲の活動,夏の極渦の崩壊に伴う成層圏エアロゾル層の復帰という季節変化などが見られ,経年変化の解析からは1991年のピナツボ火山噴火の影響が南極においても1999年頃まで残っていたことが示唆された. また,自由対流圏のエアロゾル濃度は,1-6月に比べて7-12月の濃度が有意に高いという季節変化を示した.
- 2010-12-28
著者
-
山内 恭
情報・システム研究機構国立極地研究所
-
木津 暢彦
気象庁
-
林 政彦
福岡大学理学部
-
山内 恭
国立極地研究所
-
渡辺 征春
産業技術総合研究所関西センター
-
山内 恭
極地研
-
岩坂 泰信
金沢大学フロンティアサイエンス機構
-
林 政彦
福岡大理
-
林 政彦
福岡大学理学部地球圏科学科
-
木津 暢彦
高層気象台
-
岩坂 泰信
名古屋大学水圏科学研究所
-
Hayashi M
Solar-terrestrial Environment Laboratory Nagoya University
-
林 政彦/長田
福岡大学理学部地球圏科学科/名古屋大学大学院環境学研究科/情報・システム研究機構国立極地研究所/情報・システム研究機構国立極地研究所/山梨大学大学院医学工学総合研究部/佐賀大学理工学部/情報・システム
-
木津 暢彦/林
気象庁/福岡大学理学部地球圏科学科/情報・システム研究機構国立極地研究所/金沢大学フロンティアサイエンス機構産業技術総合研究所/
-
林 政彦/松本
福岡大学理学部地球圏科学科/福岡大学理学部地球圏科学科/情報・システム研究機構国立極地研究所/情報・システム研究機構国立極地研究所/金沢大学フロンティアサイエンス機構
-
渡辺 征春
National Institude of Advanced Science and Technology, 1-8-31 Midorigaoka, Ikeda-shi Osaka 563-8577.
-
山内 恭
国立極地研究所:総研大極域科学専攻
-
岩坂 泰信
金沢大・フロンティア
-
林 政彦
福岡大学理学研究科地球圏科学専攻
-
岩坂 泰信
金沢大学
-
岩坂 泰信
金沢大
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