運動する物体に作用する力と加速度の向きの関係を理解するための実験
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概要
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生徒の多くは,運動する物体に作用する力の向きが,物体の速度の向きに等しいと考えている。そこで,この誤りに気づかせる効果的で,手軽な実験を開発した。実験に使用する器具及び材料は,おもちゃのエアポンプ,実験机,ドライアイスの小片である。実験は,ドライアイスの小片を水平な実験机の上に置き,エアポンプの風を当てることによって,机の上に描かれたコースにそって誘導するというものである。これによって生徒は力の向きに加速度が生じて運動が変化していく様子を,実感を伴って理解することになる。実験前後の調査によって,実験の効果が確認できたので,詳細を報告する。
- 日本物理教育学会の論文
- 1990-05-31
著者
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