竹材流通機構の現状分析 : 大分県下の実態を例として
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概要
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Bamboo and bamboo products industries in Oita Prefecture were analyzed and studied from the point of view of circulation. The analysis shows that there are some problems in the bamboo and bamboo products industries, which suggest the way to reform them as follows; Madake is the main bamboo resource in Oita Prefecture. Although there are considerable forests to be improved, the forests in the area adjacent to the market have been exhausted. Lately, the demand for Hoteichiku has increased in such a rapid pace that more Hoteichiku should be accumulated in Oita Prefecture. Special caution should be exercised in the work of bamboo forests adjacent to the market. For instance, in the case of fishing pole manufacturing industry, it is evident that the organization of the production mechanism is established in a systematic way. The other charactors of the bamboo products industries are seasonal fluctuations in productive operation, material demand, operating labor forces, etc. The storage facilities for bamboos and products should be improved. The annual supply of bamboos is about one million Soku. The growth of demand will exceed the supply in future. A tendency of exhausting of bamboo resources is intensified by brokers operating in the circulation Felling and transportation should be done by co-operative system composed of the forest owners. The price at forest is only 0.2-0.5yen per bamboo and that delivered to Kobe is about 7-15yen per a 14-feet pole. Co-operative system will bring more reforesting capital to the forest owners.緒言 I 大分県の竹材資源の現況 1) 九州地方の竹材資源の位置 2) 竹材資源の数量的特色 3) 竹材資源の質的構成 4) 郡市別竹材資源の類型 II 大分県の竹製品生産の現況 1) 竹製品業の発達 2) 竹材業者数と経営規模 3) 竹製品の生産機構ー輸出向釣竿を例としてー 4) 原竹の生産技術 5) 工場における作業工程と技術 6) 労働力配置 7) D出先工場における原竹の搬入及び搬出高と原竹貯蔵高の季節的変化 8) D出先工場における釣竿生産の労働生産性 III 大分県の竹材需給の現況 1) 竹材の生産状況 2) 竹材及び竹製品の需要 3) 竹製品の輸出 IV 流通機構 1) 流通機構の骨格 2) 原竹の流通機構 3) 半製品の流通機構 4) 製品の流通機構 V 価格構成 1) 山工場と出先工場の取引段階 2) 中買人と山工場の取引段階 3) 山主と仲買人の取引段階 4) 出先工場と貿易商の取引段階 5) 貿易商とバイヤーの取引段階 VI 結論 Resume
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