44 アンドンクラゲ刺毒の化学的性状に関する研究(口頭発表の部)
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概要
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CrTX-A and -B which have molecular masses of 43 and 46kDa (caliculated from SDS-PAGE result), respectively, are potent hemolytic proteinous toxins isolated from the tentacle of the box jellyfish (sea wasp) Carybdea rastoni. From the immunoblotting experiment results, it was shown that CrTX-A and CrTX-B have quite closely related molecular structure with each other. CrTX-A was mainly localized in the namatocyst and CrTX-B was detected from the tentacle and not from the nematocyst. It is proposed that there is the passway which CrTX-B was produced at first in the tentacle, then processed to CrTX-A and migrated into nematocyst. CrTX-A caused inflammation on mice skin when subcutaneously injected. Furthermore, CrTX-A showed fatal toxicity to mice with 20mg/kg (i.v.) potency. The full-length cDNA (1600 bp) which encodes CrTXs was sequenced. The deduced amino acid sequence, composed of 450 amino acids, of CrTXs shows no significant homology with any known protein. This is the first complete sequence of a jellyfish proteinous toxin to be reported.
- 1999-09-01
著者
-
三宅 眞実
千葉大学医学部第2微生物学教室
-
中尾 正宏
サントリー研究センター
-
三宅 眞実
千葉大学 院・医・病原分子制御
-
中嶋 暉躬
サントリー生有研
-
野田 公俊
千葉大学医学部微生物
-
中嶋 暉躬
(財)サントリー生物有機科学研究所
-
伊藤 恵美子
千葉大真菌医学研究セ
-
永井 宏史
海洋大・海洋科学
-
宅和 京子
サントリー生有研
-
永井 宏史
東京海洋大学海洋科学部
-
永井 宏史
サントリー生有研
-
三宅 眞実
千葉大医
-
野田 公俊
千葉大医
-
中尾 正宏
サントリー生医研
-
野田 公俊
千葉大学大学院医学研究院病原分子制御学
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