おしよろ丸の漂流について
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概要
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Measurements of the drifting distance and direction of a ship, while its engine is at full stop, were made by several means. For example, the authors made the experiment with the drifting of the Oshoro Maru, a fishery training ship of Hokkaido University, in the Bering Sea, and tried to express the direction and distance of the drift by parameters with the ship's head, trim and wind velocity. The experiment 1. The corner reflector connected to a drift net was selected as the datum point of the experiment. In this case, the reflector was allowed to drift together with the ship according to currents and waves, but it felt no effect from the wind in spite of the movement of the ship. 2. The observers on the ship measured the distance and the bearing of the reflector by radar every 30 minutes and calculated the drifting by solving the triangls. The results 1. The relation between drifting velocity (Ukt) and the ship's head (α゜), condition (√<S_α/S_W>), trim (tcm), and wind velocity (Wm/s) is expressed by the following equation. U={0.116+48.37e^<-0.051t>-(0.000097+0.0417e^<-0.031t>)α}√<S_α/S_w>w 2. The direction of drifting (β°) is expressed by the empirical equation. β=(-113.4+0.626t)+(3.117-0.00886t)α 3. Consequently, if one knows the drifting characteristics of his ship, he can estimate the position to which the ship has drifted.
- 社団法人日本航海学会の論文
- 1972-12-20
著者
-
石井 清彦
北海道大学
-
増田 紀義
北海道大学水産学部付属練習船おしょろ丸
-
平岩 節
北海道大学水産学部
-
米田 国三郎
北海道大学水産学部
-
藤井 武治
北海道大学水産学部
-
山本 昭一
北海道大学水産学部
-
米田 国三郎
北海道大学大大学院水産科学研究科資源計測学講座
-
増田 紀義
北海道大学水産学部
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