風圧による船舶の横偏流について-II(日本航海学会第31回講演会)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
To investigate the ship's drifting due to wind action is an important item from the viewpoint of navigation. However it is very difficult to select the drifting due to wind force from the entire drifting on the sea which reflected the influences of wind, wave, swell, and current. The authors planned to measure the side-drifting due to wind action with parameter V (speed of ship) when the ship's course took a right angle to the wind direction and her speed was 0, 3, 6, 9kt. The method 1. This experiment was carried out in Hokusei maru, a fishing training ship of Hokkaido University, in the Okhotsk sea and the north Pacific Ocean. 2. The corner reflector which was connected to the salmon-gill net was selected as the datum point of experiment. In this case, the reflector was allowed to drift equally with the ship by current and wave, but felt no effect from the wind in spite of the movement of the ship. 3. As shown in Fig.1, the observers on the ship measured the distance and bearing of the reflector by radar at observation points one and two and calculated the side-drifting by those elements and the course and distance of the ship. The result 1. The relation between the wind velocity and drifting are expressed by equation (1)〜(4). 2. The relation between the proportional coefficient (K) in the equations (1)〜(4) and the ship's speed (V) is shown K=0.123e^<-0.137V> 3. By 1, 2, they searched the relation between the drifting and the ship's speed and wind velocity, and got the experimental equation as follows U(kt)=0.123e^<-0.137V>W(m/sec). 4. The calculated value in the above-mentioned equation against any combination of wind velocity and ship's speed are indicated in Table 2. 5. The correction angle of the course is indicated in Table 3 when the ship's course took a right angle to the direction of the wind.
- 社団法人日本航海学会の論文
- 1965-01-25
著者
関連論文
- オホーツク海に出現するホッケ幼魚群
- 飼育下におけるネズミイルカの威嚇鳴音
- コーナーリフレクターの監視を妨げる海面反射の範囲測定について
- 表層性魚類に対する非選択的調査用流刺網
- サンマCololabis saira BREVOORTに対する刺網の網目選択性について
- 漁具監視における漂流船位の推定(日本航海学会第41回講演会)
- 減揺水槽装備船の風圧による漂流(日本航海学会第40回講演会)
- 風圧による船舶の横偏流について-III(日本航海学会第32回講演会)
- ブロック式建造漁船の自差の変動について-I(日本航海学会第32回講演会)
- 風圧による船舶の横偏流について-II(日本航海学会第31回講演会)
- オーストラリヤ北西岸のトロール漁場について
- 風圧による新・旧おしよろ丸の横漂流について(日本航海学会第29回講演会)
- 1957年アリユウシヤン海域に於ける各種網目流網並に三枚網によるサケマス流網試験
- 緯度の変化に基く自差変動の実測結果に就いて(日本航海学会第14回講演会)
- 航海算法における若干の問題点について
- おしよろ丸の漂流について
- 漂流特性による漁具監視法(日本航海学会第44回講演会)
- 風圧による船舶の横偏流について-I(日本航海学会第31回講演会)
- 針路・速力に及ぼす風波の影響(日本航海学会第43回講演会)
- 風圧による船舶の横偏流について-IV : 斜め風によるLee way(日本航海学会第37回講演会)
- ヨシキリザメ(Prionace glauca L.)に対する流し網の網目選択性
- 北太平洋中緯度海域におけるヨシキリザメの分布と生物学的特性
- 船速に及ぼす風浪の影響について-VI(日本航海学会第32回講演会)
- 雌スルメイカの成熟にともなう卵巣および付属生殖器官の発達について
- 雄スルメイカの成熟にともなう精巣および付属腺の発達について
- スジアイナメ卵巣組織の周年変化〔英文〕
- スジアイナメの卵形成過程〔英文〕
- 陸奥湾に来遊するマダラの孕卵数
- 北海道太平洋側海域におけるマダラ雄の精子形成過程に基づく成熟度および生殖周期〔英文〕 (北海道周辺海域におけるスケトウダラ並びにタラ科魚類の資源・生態研究の現状と展望(北海道スケトウダラ研究グル-プ25周年記念論文集))
- マダラの耳石薄片法による年齢査定と成長様式
- ヒラメの酸素消費量とアンモニアの排泄量に及ぼす摂餌時間の影響
- 中部北太平洋におけるサンマ Cololabis saira の耳石日周輪に基づく年齢と成長の推定
- 夏季の中部北太平洋におけるサンマの成熟と日齢
- イソバテングの卵内発生とふ化仔魚〔英文〕
- 北海道南部の大野川におけるウグイの生物学的研究:1.初生鱗の発達過程及び各部位の鱗相
- 北星丸の伝達関数測定について
- サンゴ海に於ける鮪延繩漁場の海況と漁況
- 西カロリン諸島海域に於ける海況と鮪延繩漁況について
- 西南太平洋の大型ビンナガとその鉛直分布との関係
- おしよろ丸の風圧力に関する風洞実験
- 北西太平洋における冬季のサケ・マス分布
- シマガツオ(Brama japonica HILGENDORF)の生態学的研究:Ⅱ.亜寒帯海域における南北分布の一例
- シマガツオの網目選択性について
- シマガツオ(Brama japonica HILGENDORF)の生態学的研究-2-亜寒帯海域における南北分布の一例
- 南太平洋の大型ビンナガの遊泳層について-II : 改良たて繩によるビンナガの釣獲層
- 南太平洋の大型ビンナガの游泳層について-I : 試作たて繩によるビンナガの釣獲について
- 表層刺網漁獲により示されるサケ・マスの水平的な移動について-I : カムチヤッカ西岸における移動方向
- 延繩によるマグロの釣獲時刻について
- 漁場における漂流船位の推定例について
- オホーツク海北部における夏季のニシンの分布および生物学の特徴について
- 函館におけるオメガ測定値の統計的考察-VII : 位相差の再現性
- 一定点におけるオメガ測位の精度について
- 函館におけるオメガ測定値の統計的考察-VI : A-E pair,C-E pair,D-E pair,およびE-H pairの周年傾向
- 函館におけるオメガ測定値の統計的考察-V : オメガによる測定位置の評価について
- 函館におけるオメガ測定値の統計的考察-IV : A-H pair,C-H pairおよびD-H pairの周年傾向
- 函館におけるオメガ測定値の統計的考察-III : A-C pair,C-D pairの周年傾向
- 函館におけるオメガ測定値の統計的考察-II : A-D pairの再現性
- 函館におけるオメガ測定値の統計的考察-I
- 船速に及ぼす風浪の影響について(第一報)(日本航海学会第25回講演会)
- 西南太平洋における大型ビンナガの海洋環境について
- 一定点におけるオメガ測位精度の微視的変動
- 漁具監視における漂流船位の予測例について
- サケ,マスの鉛直的な日周移動の研究-I : 表層刺網による罹網傾向について (1)
- CH^2に依る傍子午線高度緯度法に就いて
- 航海算法の修正について-II : Great Circle Sailingの部分修正
- 航海算法の修正について
- Latitude Parts表について
- 95%確率円方式による船位誤差界について-II
- オメガ測定値の分布型について-II(日本航海学会30周年記念号)
- オメガ測定値の分布型について
- 漁具監視における漂流船位の予測法について
- 交差方位法,三点両角法による測定船位の精度分布-II
- 天測,ロラン測位の選択について
- 船速に及ぼす風浪の影響について-VIII(日本航海学会第43回講演会)
- 船位誤差解釈上の問題点
- 交叉方位法, 三点両角法による測定船位の精度分布(日本航海学会第40回講演会)
- ランニング・フィックス(日本航海学会第37回講演会)
- 自動操舵と測程儀示度に関する統計的一考察
- 95%確率円方式による船位誤差界について(日本航海学会第35回講演会)
- 船速に及ぼす風浪の影響について-VII(日本航海学会第34回講演会)
- 測定船位に関する95%確率円について(日本航海学会第34回講演会)
- 船速に及ぼす風浪の影響について-V(日本航海学会第31回講演会)
- 水中テレビ技術を利用したサケ・マス流刺網漁法の脱落率の計測
- 雌スルメイカの成熟にともなう卵巣および付属生殖器官の発達について
- 雄スルメイカの成熟にともなう精巣および付属腺の発達について
- 宗谷岬東方水域に同所的に生息するイカナゴ属2群の生殖周期の比較〔英文〕
- 改良2型たて縄による太平洋熱帯海域におけるメバチの釣獲層〔英文〕
- 中部北太平洋におけるサンマCololabis sairaの耳石日周輪に基づく年齢と成長の推定
- 北海道太平洋側海域におけるマダラ雌の成熟過程および生殖周期〔英文〕
- マダラの耳石薄片法による年齢査定と成長様式
- 太陽観測による正午位置決定に就て
- 連測値の整理に就て(II) : 正中時附近に於ける連測値の整理に就て
- 連測値の整理に就て(I)