東北地方の草地における1971年初夏のアワヨトウ異常発生原因特に成虫飛来日の再検討
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概要
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東北地方における1971年初夏のアワヨトウの多発が,外部からの成虫群の侵入に起因することはすでに推測されているが,飛来期について再検討の余地があった。奥山・富岡の飼育実験値に基く蛹化期からの逆算,風向風速の観測値による南西風が優勢な日の検出,天気図による広域の気流条件の検討及び東北地方における成虫誘殺結果から判断して,中国大陸の河南省方面に起源する成虫群が低気圧の移動に伴う連続風によって6月4日夜に東北地方に飛来した可能性が大きいと考えられた。また,奥羽山脈の東側への侵入絡路についても若干の考察を行った。
- 日本草地学会の論文
- 1976-10-25
著者
-
小林 尚
東北農業試験場:(現)農業研究センター
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小林 尚
東北農業試験場
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奥 俊夫
東北農業試験場:(現)果樹試験場盛岡支場
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奥 俊夫
果樹試験場盛岡支場
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千葉 武勝
岩手県園芸試験場
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千葉 武勝
岩手県農業試験場
-
土岐 昭男
青森県農業試験場
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奥 俊夫
東北農業試験場
-
土岐 昭男
青森県農業試験場:(現)青森県津軽地域病害虫防除所
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