殺虫剤の土壌施用に関する研究 : 第4報 浸透性有機リン剤が土壌の硝酸化成およびバレイショの生育・収量に及ぼす影響
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概要
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When applied as a soil treatment, 6kg PSP-204 or Di-Syston granules per 10a gave an increase of nitric-nitrogen (No_3-N) in volcanic ash soil of Kuriyagawa, Morioka, after about 25 days from the application at planting time. This trend of NO_3-N was kept for about 40 days with PSP-204 and about 50 days with Di-Syston, respectively. These insecticides had an unfavourable effect in delaying initial growth of the plants, but brought a greater increase of growth after about 30 days from the emergence of potato plants, finally giving higher yield than untreated plants. Having analyzed nutritional components of potato plants, a larger amount of nitrogen absorbed was estimated in treated plots. From these results in might be considered that the acceleration of growth and the higher yield in treated plots are due to the increasing soil nitrification during a period where growth of potato plants are much sensitive to nitrogen level of soil. It was also suggested that the increase of NO_3-N in soil may be resulted from a feeble "partial sterilization effect" of the insecticides, being prominent in a certain range of soil fertility or amount of nitric fertilizer per area.
- 日本応用動物昆虫学会の論文
- 1968-06-25
著者
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