東北地方の草地における害虫多発生の概況 : III.タマナヤガの産卵時期
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概要
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牧草及び他の作物の被害時期から判断して,東北地方におけるタマナヤガの産卵時期は4月下旬〜5月上旬,6月上旬前後,及び7月中〜下旬の3回とみなされる。被害は,第1回が西南端の山形県庄内地方低地に限られ,以後は高冷地を含めて各地に拡がる。人工草地の被害は6月中旬〜8月下旬の産卵によるものと推測され,9月以降に播種した場合は異常発生が起こっていない。また,8月中旬以前の播種面積が非常に小さい秋田,山形,福島の3県では草地における異常発生の頻度が著しく低い。
- 日本草地学会の論文
- 1983-10-28
著者
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小林 尚
東北農業試験場:(現)農業研究センター
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奥 俊夫
東北農業試験場:(現)果樹試験場盛岡支場
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奥 俊夫
果樹試験場盛岡支場
-
布施 寛
山形県農業試験場庄内支場
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千葉 武勝
岩手県園芸試験場
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小林 尚
農業研究センター
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