東北地方において大豆を加害するヒメサヤムシガ類(予報)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Four Matsumuraeses species were found to damage soybeans in Tohoku district. Among these, the number of M.phaseoli was low whereas M.falcana was extensively found on soybeans and other leguminous crops. Soybean injury by M.ussuriensis and M.vicina was sporadical in spite of their high abundance on wild Pueraria. Discrimination of these species depending on the developmental stages was also made posible. M.falcana passed two generations on soybeans after July presumably with no diapause stage, and the later generation experienced high mortality rate in winter. The life cycle of M.falcana in the early season preceding with infestation of soybeans requires further studies. Most of the first generation pupae of M.ussuriensis entered a hibernation diapause, and the multivoltine counterparts usually passed a summer diapause. M.vicina was virtually bivoltine, and the second generation overwintered as pupae in diapause. The relationship between soybean infestation with these species and seasonal soybean growth was discussed.
- 1983-02-25
著者
-
宮原 義雄
東北農試
-
奥 俊夫
東北農業試験場:(現)果樹試験場盛岡支場
-
宮原 義雄
東北農業試験場
-
藤村 建彦
青森県農業試験場
-
奥 俊夫
果樹試験場盛岡支場
-
土岐 昭男
青森県農業試験場
-
奥 俊夫
東北農業試験場
-
藤村 建彦
青森農試
-
土岐 昭男
青森県農業試験場:(現)青森県津軽地域病害虫防除所
関連論文
- F33 アワノメイガの性フェロモンの野外誘引試験(フェロモン・生理活性物質)
- 北日本における1984年7月世代のアワヨトウ多発生の解析
- 青森県の花きにおけるトマト黄化えそウイルス(TSWV)の発生
- C19 ミダレカクモンハマキの産卵能力及び個体別産卵消長(生活史・分布)
- 標高が異なる地点のシロモンヤガの発育の比較
- 東北地方の草地における害虫多発生の概況 : III.タマナヤガの産卵時期
- 東北地方の草地における害虫多発生の概況 : II.ヤガ類以外の害虫の発生概況
- 東北地方の草地における害虫多発生の概況 : I.ヤガ類の発生概況
- C113 有機合成殺虫剤の散布がダイズ畑の節足動物群集に及ぼす影響 : 吸汁性害虫と捕食性天敵の相互作用に及ぼす影響(防除技術)
- 240 有機合成殺虫剤の散布がダイズ畑の節足動物群集に及ぼす影響 : 群集構造と散布時期の関係
- ヤガ類成虫の移動と生活環
- 東北地方における1960年のアワヨトウ大発生の原因,特に中国大陸からの飛来可能性に関する考察
- 東北地方の草地における1971年初夏のアワヨトウ異常発生原因特に成虫飛来日の再検討
- 518 ダイズの虫害粒率の予察ならびに防除要否の判定(一般講演)
- 東北地方におけるダイズ害虫の発生相,虫害相ならびに虫害発生量の予察に関する研究
- 東北地方における大豆虫害の年次変動ならびに虫害粒率の発生予察(一般講演)
- 草地におけるウリハムシモドキの密度変動 : 第4報 発生密度の年次変動
- 草地におけるウリハムシモドキの密度変動 : 第3報 1世代内における密度減少過程
- 136.東北地方における大豆虫害の地域性
- 421. タマナヤガ成虫の牧草に対する産卵習性(予報)(一般講演)
- キンモンホソガ Phyllonorycter ringoniella MATSUMURA の性フェロモン : 性フェロモンの存在と単離
- 東北地方におけるウスグロヤガおよびムギヤガの周年経過 : II. 成虫の誘殺消長と夏眠および移動の関係
- B416 岩手県と石垣島の牧草地における節足動物および軟体動物相の比較(有害動物)
- 338 山地傾斜地の人工草地造成前後における生物相とくに節足動物相の変化(生態学, 昭和44年度 日本農学会大会分科会)
- 殺虫剤の土壌施用に関する研究 : 第3報 浸透性有機リン剤のバレイショのオオニジュウヤホシテントウ防除効果
- 110. ウリハムシモドキの大発生機構に関する研究 : I. ウリハムシモドキの発生密度と牧草の被度の関係
- ハナカメムシの1種が大豆のアブラムシ類の密度消長におよぼす影響 : 多食性捕食虫とその食餌動物の相互関係の一例
- 204 畑作害虫の省力防除に関する研究 I 土壌施薬によるバレイショ害虫省力防除(昭和40年度日本農学会大会分科会)
- 東北地方において大豆を加害するヒメサヤムシガ類(予報)
- 北日本の草地における1972年のアワヨトウ第1世代の異常発生とその原因
- 東北地方におけるウスグロヤガおよびムギヤガの周年経過 : I. 発育経過および越夏状況
- アワヨトウの盛岡における初飛来およびコナガの同時飛来
- G307 1995年青森県におけるセジロウンカの減収事例(被害解析 発生予察)
- クローバヒメハマキの形態および生活史について
- E51 越冬後のイネミズゾウムシの産卵に及ぼす光周期と温度の影響(生活史・分布)
- 北日本において針葉樹を加害する若干のハマキガ科昆虫について
- アワノメイガの異常性比現象
- クララのシンクイガについて
- 草地におけるウリハムシモドキの密度変動-3,4-
- 草地におけるテンクロアツバ及びマエジロヤガの周年経過
- 一色周知先生
- 東北地方における1969年のアワヨトウ第2回多発生の原因に関する考察
- 本邦におけるカラマツミキモグリガの発生および幼期の形態
- 146 大豆圃場における節足動物群集の動態について(昭和39年度日本農学会大会分科会)
- 1995年の青森県におけるいもち病の発生実態
- 142 てん菜圃場における節足動物群集の動態(昭和40年度日本農学会大会分科会)
- EW4-1 クキセンチュウ類の寄生性と生態的な特徴の問題点 : ニンニク寄生イモグサレセンチュウを中心として(クキセンチュウ類の生態と防除上の諸問題)(日本線虫研究会)
- キタネグサレセンチュウによるダイコンの被害の特徴と防除法
- F15 春期に青森県に飛来するコナガの産卵時期(発生予察・被害解析)
- 積雪寒冷地の青森県におけるコナガの越冬について-4-積雪下での各発育態の生存状況
- アワヨトウ幼虫に対する水稲害虫防除用粉剤の効力について
- 1987年に多発したアワヨトウの発生実態-1-成虫の誘殺消長及び誘殺成虫の卵巣発育,交尾状況
- 積雪寒冷地の青森県におけるコナガの越冬について-2-野外および無加温ハウスでの放飼による越冬後の生存調査
- 積雪寒冷地の青森県におけるコナガの越冬について-1-巡回による越冬後の生存調査
- イネミズゾウムシの防除法の確立-6-水田における越冬成虫密度の推定法
- イネカラバエの発生量の予測
- A31 イネミズゾウムシ越冬後成虫の産卵と光周期(生活史・分布)
- 341 青森県におけるニカメイガ類似種4種の分布と誘殺消長(一般講演)
- 日本産Gypsonoma属2種の記録
- 本吉産アワノメイガの異常性比現象の確認
- アワノメイガの人工飼料による飼育-3-2つの飼育法の比較
- E4 アワヨトウの盛岡における初飛来日 : 特に気象条件およびコナガとの関係(発生予察・被害解析・防除技術)
- A7 アワヨトウとタンポキヨトウの飛翔行動に及ぼす幼虫飼育密度の影響(生態)
- アワノメイガの人工飼料による飼育-2-雌成虫の産卵能力
- アワノメイガの処女雌トラップ
- 北日本における畑作害虫 (昭和55年(1980)の冷害に伴う病害虫発生相の特異性とその要因解析)
- テンサイ畑でのヨトウガの生態, 特に成虫の発生消長と産卵について
- 104. テンサイ畑でのヨトウガ個体群の生態について
- 342 ヨトウガの被害量に関する考察(線虫学・生態学・分類形態学, 昭和41年度日本農学会大会分科会)
- 青森県と秋田県におけるアワヨトウの糖蜜誘殺による発生予察