シバ属の遺伝資源解析 : 2.SSRマーカーによる南西諸島に自生するZoysia属における遺伝的多様性の評価

元データ 2007-07-15 日本草地学会

概要

南西諸島に自生するZ.matrellaとZ.tenuifoliaを中心としたシバ属野生種および栽培種を含む41系統についてSSRマーカーを用いて多型解析を行うとともに,クラスター解析を行った。多型解析の結果,Z.matrellaにおけるヘテロ接合度(Ho)と多型情報含有値(PIC)の平均値はそれぞれ0.74と0.79で,z.tenuifoliaはそれぞれ0.57と0.72であった。Z.matrellaはZ.tenuifoliaよりもHoおよびPICの値が有意に高く,遺伝的多様性に富んでいることが示唆された。さらに,クラスター解析を行った結果,供試系統は7群に分類された。これらの分類は,従来の葉幅判別法および形態的特性による分類とは異なり,地理的要因等の形態的特性以外の要因が関与している可能性があるものと推察された。

著者

明石 良 宮崎大学フロンティア科学実験総合センター
蝦名 真澄 畜産草地研究所
小林 真 畜産草地研究所
霍田 真一 宮崎大学農学部
赤嶺 光 琉球大学農学部
赤嶺 光 琉球大学農学部附属亜熱帯フィールド科学教育研究センター
明石 良 宮崎大学フロンティア実験科学総合センター
橋口 正嗣 宮崎大学フロンティア科学実験総合センター
松尾 太陽 (株)宮崎芝園
蝦名 真澄 沖縄畜産試験場
明石 良 宮崎大 フロンティア科学実験総合セ
小林 真 農業技術研究機構 畜産草地研
橋口 正嗣 宮崎大フロンテイア

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