トサカケイトウのベタレイン系色素生成に関する研究 : I.光の影響について

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
トサカケイトウ「ピラミッド久留米」の花序のベタレイン系色素生成に対する光の影響について検討した.得られた結果の概要はつぎのとおりであった.1.着色した花序は暗処理すると色素が消失し白化したが, つづく明処理により色素が生成され再び着色した(Fig.1).2.花序の発達段階が進むにつれて, 暗処理および明処理に対する色素の消失や再合成の反応が小さくなる傾向を示した(Fig.3,4,5).3.ベタシアニンとベタキサンチン色素とで暗処理による消失の速度は同じであったが(Fig.6), 明処理による生成のそれは前者が後者より速かった(Fig.7).
1980-03-19

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク