文学作品にみる「枠づけ」効果(2)
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概要
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描画における「枠づけ」効果が文学作品にはどのような形で現れるか,という前稿(藤田,1995)の問題意識を引き継ぎ,本稿では『聖書』に頻出する「コンチェントリック形式」を例示した後,本邦平安朝女流日記の一つ『更級日記』を取り上げて,その上洛の道中記に「コンチェントリック形式」を見出す筆者の試論を開陳し,さらに前回取り上げた『奥の細道』の構成にも同様の形式が見られることを指摘した。
- 大阪教育大学の論文
- 2006-02-28
著者
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