校内暴力非行生徒に関する調査研究
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概要
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校内暴力非行生徒に関する諸特徴を,同じ年ごろの他の非行少年との対比のうえで明らかにするべく,少年鑑別所に入所中の男子少年150名(校内暴力群50名,対照群100名)を対象として面接調査を実施した。その結果,本人の学業に対する"落ちこぼれ"意識の強さと,家庭における父母間の葛藤・離婚や父母の不適切な養育態度(父:厳格,母:過干渉)等の問題が,校内暴力群に特徴的な非行促進要因として認められた。The purpose of this study is to clarify the characteristics of violent delinquents in junior high school as compared with the other juvenile delinquents. Subjects were 150 delinquent boys, aged 14-15, detained at Osaka Juvenile Classification Home. They consisted of 50 in violent group, and 100 in control group. Based on the idiographic method, data concerning case history were collected by means of personal interviews with these subjects. As a result, it was poor adaptation to test-oriented school life and such domestic ploblems as parental conflicts, separation and inadequate rearing of children that featured violent delinquents in junior high school.
- 1983-09-30
著者
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