トマト果実の追熟老化期における細胞壁結合酵素活性の増大について
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概要
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トマト果肉から調整されたPEおよびβ-FFaseは,細胞壁画分に局在しており,追熟が進むにつれ,両酵素活性が増大した.この活性増大を説明するのに充分な生体内阻害因子は,どの両分にも,試みられた方法では存在しなかった. CHI(10^<-4>M)の存在でPEおよびβ-FFaseの活性増大は圧えられた.一方グルコース(1%)下では, β-FFaseのみの活性増大が圧えられた. CEP処理によってPEおよびβ-FFase活性増大が促進された.これらのことから追熟期のPEおよびβ-FFase活性増大は酵素蛋白の新規合成によるものと予想した.
- 千葉大学の論文
- 1970-12-31
著者
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