距離遺伝的グラフの木表現とその応用
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概要
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導出部分グラフにおいても頂点間の距離が変わらないグラフを,距離遺伝的グラフと呼ぶ.本論文では距離遺伝的グラフに関する木表現を提唱する.また,その木表現を線形時間で構成するアルゴリズムも示す.この結果,このグラフクラスに関する認識問題や同型性判定問題は線形時間で解くことができる.この木表現はコンパクトなデータ構造として使うこともでき,すべての「頂点順序による特徴づけ」を生成することもできる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2006-03-15
著者
-
上原 隆平
北陸先端科学技術大学院大学
-
宇野 毅明
国立情報学研究所
-
上原 隆平
北陸先端科学技術大学情報科学研究科
-
宇野 毅明
東京工業大学 システム科学専攻
-
宇野 毅明
情報学研究所
-
宇野 毅明
東京工業大学システム科学
-
上原 隆平
北陸先端科学技術大学院大学 情報科学研究科
-
宇野 毅明
国立情報学研
-
宇野 毅明
国立情報学研究所:総合研究大学院大学
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