震災が慢性疾患をもつ小児の健康生活に及ぼす影響
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概要
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The study is: 1) to examine the problems and difficulties associated with health life of chronically ill children following the earthquake; 2) to compare the problems and difficulties fo health life among age-groups, diseases, and types of residential accommodation. The sample consisted of primary caregivers, 103 persons at Time 1 and 50 persons at Time 2, for chronically ill children aged 8 months to 17 years and residing at home in the affected area. A questionnaire and semistructured interview were used to identify problems and difficulties of health life (daily life, the activity, health management). Data were collected from the clinic after the six months following the earthquake for Time 1 and 15 months after the event for Time 2. The homes of 74 percent of the sample had been destroyed, and 50 percent were evacuated to schools or with near by relatives. Chronically ill children had temporary problems or difficulties associated with health care following the earthquake, and 16 to 17 percent continued to have problems six and 15 months after the earthquake. Children who were evacuated had more problems and difficulties than children who were not, and those 8 to 12 years old had the most difficulties with activities and safeties. Children with asthma had more difficulties than children with renal disease in health management.
- 神戸大学の論文
著者
-
瀬籐 乃理子
神戸大学医学部保健学科
-
井上 弥生
神戸大学医学部附属病院
-
草場 ヒフミ
神戸大学医学部保健学科
-
村田 恵子
神戸大学医学部保健学科
-
松村 美奈子
神戸大学医学部保健学科
-
村田 惠子
国際医療福祉大学小田原保健医療学部
-
草場 ヒフミ
神戸大学医学部保健学科看護学専攻
-
松村 美奈子
神戸大学医学部保健学科看護学専攻
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