運動規制を受けた小児患者のストレス認知・コーピング行動と看護ケアとの関連性
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概要
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The purpose of this study was to examine effective coping behavior of immobilized children, and to identify the relationships between their stress appraisals and coping behavior and nursing care. The subjects of this study were 11 immobilized children, who had been restricted from walking for traction and nurses. A structured questionnaire and interviews were conducted among the participants. The results were summarized as follows : 1) the immobilized children perceived that playing and reading (active coping) were the most effective copings of overcoming their stress. 2) Pearson's correlation coefficient showed there was a significant relationship between children's immobilized stress scores and their coping frequency scores. Notably it showed that their stress was negatively related to active coping effects. 3) there was a highly significant relationship between children's perceived stress and nursing care. In particular immobilized stress was positively related to encouraging family ties and negatively related to facilitating activity. 4) children's coping was significantly related to nursing care. In paticular there were a positive and significant relationship between self-defense coping and emotional support.
- 神戸大学の論文
著者
-
草場 ヒフミ
神戸大学医学部保健学科
-
村田 恵子
神戸大学医学部保健学科
-
高島 孝之
高島整形外科
-
高島 孝之
兵庫県立のじぎく療育センター整形外科
-
高島 孝之
のじぎく療育センター
-
片田 範子
兵庫県立看護大学
-
有田 直子
神戸大学医学部保健学科
-
池永 理恵子
のじぎく療育センター
-
安達 美枝子
のじぎく療育センター
-
金沢 慎一郎
のじぎく療育センター
-
高島 孝之
済生会茨木病院 整形外科
-
村田 恵子
国際医療福祉大学
-
村田 惠子
国際医療福祉大学小田原保健医療学部
-
有田 直子
高知女子大学大学院
-
有田 直子
高知女子大学
-
片田 範子
兵庫県立大学地域ケア開発研究所
-
草場 ヒフミ
神戸大学医学部保健学科看護学専攻
-
片田 範子
兵庫県立こども病院 看護部
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