持続的注視による顔の表情認知の遅延 : 正立顔と倒立顔の比較
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概要
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In order to investigate the subsystems underlying the recognition of facial expressions, two experiments were conducted using the prolonged viewing method. Pictures of female faces were presented in the following 6 categories, 'happiness', 'sadness', 'surprise', 'anger', 'disgust' and 'neutral'. In Experiment 1,Ss orally judged the expression of a test face following either 1 second or 25 seconds of viewing of an upright adaptation faces. The delays produced by the prolonged viewing were calculated by comparing the reaction times under both viewing time conditions. Significant delays occurred when the adaptation faces had high absolute values on the first component (derived from a principal component analysis) which corresponded to 'pleasantness" ('happiness'-'disgust'). In contrast, adaptation faces which had the high absolute values only on the second component ('sadness'-'surprise') produced no effects of prolonged viewing. In Experiment 2,such effects were found to disappear if the Ss viewed inverted adaptation faces. It was suggested that there are at least two subsystems involved in recognizing expressions of upright faces.
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1997-09-11
著者
-
蒲池 みゆき
九州大学大学院文学研究科
-
蒲池 みゆき
工学院大学情報学部
-
行場 次朗
九州大学文学部
-
蒲池 みゆき
九州大学人間環境学研究科
-
Kamachi Miyuki
Faculty Of Informatics Kogakuin University
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