ゲノム情報ブローカGIB : 微生物ゲノムのデータ検索と比較解析支援システム(<特集>ゲノム多様性)
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概要
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1995年にインフルエンザ菌ゲノムが公開されてから既に30以上の微生物のゲノム配列が決定され公開されている。さらに、100種類以上の微生物ゲノムがここ1〜2年内に公開されると思われる。それらのゲノムデータは配列を決定したゲノムプロジェクトチームからはもちろんであるが、同時に国際DNAデータバンク(DDBJ/EMBL/GenBank)からも公開される。しかしながら、そのデータのフォーマット、表現方法、さらに配列解析から生物学的意味付加(アノテーション)までの手法が共通でないために、有用な知見をもたらす比較ゲノム解析を行うことを実施することが困難であった。そのため、我々は既に公開されている微生物ゲノムに付加されている生物学的情報や配列を検索、取得するシステムとしてゲノム情報ブローカ(GIB)を開発した。GIBは比較ゲノムの研究に役立つものと考えている。GIBはhttp : //gib.genes.nig.ac.jpで公開されている。
- 情報知識学会の論文
- 2001-01-31
著者
-
菅原 秀明
国立遺伝学研究所生命情報・ddbj研究センター
-
菅原 秀明
遺伝研
-
宮崎 智
東京理科大学
-
後藤 康丞
Science Systems Division, Teijin Systems Technology Ltd.
-
宮崎 智
Center for Information Biology, National Institute of Genetics
-
菅原 秀明
Center for Information Biology, National Institute of Genetics
-
後藤 康丞
Science Systems Division Teijin Systems Technology Ltd.
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