Two-way AIC:マイクロアレイデータに基づく発現量変動遺伝子検出の新手法
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概要
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DNA マイクロアレイの遺伝子発現データから、真に生物学的に繋がりがある遺伝子群を選択的に検出するのは未だ難しい問題であり、今後も更なる発展が求められている。近年では大量の遺伝子発現データが個人レベルで取得可能となってきた。そこで本研究では、複数の比較実験データを統合したメタデータセットから得られる実験側で見た変動と遺伝子側で見た変動を利用し、両方向で発現変動を判定する、two-way AIC という手法を開発した。two-way AIC と他の統計手法を比較したところ、どの手法よりも two-way AIC は特異度が高く、また超幾何分布の値が低かった。そのため two-way AIC は機能的に繋がりがある遺伝子群を選択的に検出する能力に優れているということが示された。
- 2011-11-24
著者
-
富永 大介
独立行政法人産業技術総合研究所生命情報科学研究センター
-
宮崎 智
東京理科大学薬学部生命創薬科学科
-
富永 大介
産業技術総合研究所 生命情報科学研究センター
-
宮崎 智
東京理科大学
-
權 娟大
東京理科大学薬学部生命創薬科学科
-
露? 弘毅
東京理科大学大学院薬学研究科薬科学専攻
-
宮崎 智
東京理科大学 薬学部
-
權 娟大
東京理科大学 薬学部
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